青汁王子こと三崎優太さんは最近X上で、政治家批判を連投しています。
青汁王子は法人税法違反の疑いで逮捕されておりますが、昨年執行猶予が満了し、自由な身となりました。
脱税事件、もしくは、その後の青汁劇場で青汁王子を知ったという方が多いと思います。
青汁王子は脱税を認めましたが、最近では、「納得がいっていない」として、X上で脱税や裏金政治家の批判をしています。
青汁王子は脱税事件後、脱税したとされる金額の1億8000万円をフォロワーに100万円ずつ現金配布しました。
この理由をご存じでしょうか?
また、青汁王子には自分の中の真実があるようです。
当記事では、「青汁王子が脱税額1億8千万円を現金配布した理由は?自分の中の真実とは?」と題して、徹底解説しています。
青汁王子の脱税事件とは?
おそらくYahoo!ニュースのようなネットニュースで少し見て、漠然と「青汁王子って脱税で逮捕されたんだ~」ぐらいしか知らない方が多いと思います。
まずは、青汁王子の脱税事件の概要から解説します。
脱税事件の概要
架空の広告宣伝費を計上するなどして約1億8千万円を脱税したとして、法人税法違反などの罪に問われた健康食品販売会社「ファビウス」(旧メディアハーツ、東京都)の元社長、三崎優太被告(30)の判決が5日、東京地裁であった。
野原俊郎裁判長は懲役2年執行猶予4年(求刑懲役2年)、同社に罰金4600万円(同5500万円)を言い渡した。同社はインターネットで青汁を販売。三崎被告は「青汁王子」としてテレビに出演していた。
判決によると、三崎被告は2015年9月期と17年9月期の各年度で計約5億1千万円の所得を隠して法人税約1億4千万円を免れたほか、消費税約4千万円を免れた。
朝日新聞
上のように、新聞や報道機関にはあまり詳しく報じられていませんが、詳細は以下だったようです。
青汁王子は、25歳の頃、友人の加藤豪氏から事業の協力を依頼されました。
加藤豪氏と青汁王子は5、6年来の友人で、仲間内で集まるときによく会っていました。
加藤豪氏の依頼は、広告費名目で振込をし、その9割を現金で返すというものでした。
加藤豪氏は「責任をもって納税する」と約束しており、青汁王子もそれを信じていました。
さらに、青汁王子がお世話になっている会社も協力していたため、安心してこの依頼を受けることにしました。
しかし、ある日国税局のマルサが150人体制で自宅や会社に踏み込み、調査が始まりました。
あおじる王子自身は、多額の納税をしていたため、罪を犯している認識はありませんでした。
国税局に連行され、加藤豪を知っているかと尋ねられ、調査員から「君が振り込んだお金は納税されていない、全て現金で引き出されていた。」と言われ、青汁王子は愕然としました。
この脱税事件は、報道では脱税のスキームが非常にチープだと言われています。
ホリエモンもネタにしとったな。
青汁王子の会社から振り込まれたお金はそのまま加藤側が現金で引き出し、事業をしているように装っていたのです。
青汁王子自身は、国税に指摘されるまで、これが真実だと知りませんでした。
この事件で起訴されたのは青汁王子の会社であるファビウスを含む2社だけでしたが、少なくとも十数社がこのスキームに協力していました。
他の会社は修正申告で済まされましたが、ファビウスは刑事事件として扱われました。
青汁王子は脱税を認めたものの、色々納得はいっていなかったみたいですね。
同じことをしても、関係者全てが同じ処分ではないことが納得いってなかったんでしょうね。
最近青汁王子が批判している政治家もそうですし、過去にはチュートリアルの徳井さんも修正申告のみで、逮捕はされていません!
逮捕後の対応と現在の状況
青汁王子は、逮捕後はそれまであまり力を入れてこなかったSNSやYouTubeも始めました。
何かあったときに反論したり、意見したりするメディアがほしかったんでしょうね。
この4年間、SNSやYouTubeに力を入れたこともあり、Xのフォロワーは150万人、YouTubeも登録者100万人オーバーを達成しています。
最近では、DJを始めたり、EVバイクメーカーを買収し、また実業家として頑張っているようです。
青汁王子が脱税額1億8千万円を現金配布した理由は?
青汁王子は、法人税法違反の罪で懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受けました。
この判決は、青汁王子が経営していた「メディアハーツ」(現ファビウス)において、約1億8000万円の所得を隠して脱税したというものです。
判決が言い渡された翌日には、青汁王子はXで、脱税額と同額の1億8000万円を現金で贖罪寄付すると表明しました。
「贖罪」とは、犠牲や代償を捧げて罪をあがなうことです。
1億8000万円を社会へ還元することで、罪滅ぼしの意味合いがあったということでしょう。
青汁王子は何度も、「国に損害を与える意図はなかった」、「実際には14億4000万円もの税金を納めていた」と何度も言っています。
1億8000万円を現金配布したのは贖罪寄付としての意味もあったと思いますが、青汁王子の上記のような発言から察するに、以下のような意図があったのではないでしょうか?
14億4000万円という脱税額とは比較にならないほどの税金を納めており、たったの1億8000万円で逮捕され、有罪判決を受けた。
1億8000万円程度、配るのなんて容易いこと。
脱税する意図があったのなら、そんなに税金は納めない。
なるほど。
確かに納税額からしたらちっぽけとも感じる。
僕にとって超高額だけどw
1億8000万円を現金配布することで、それを見せつけたかったのかもしれないね。
報道機関では全く報道されなかったけど、国税の捜査は違法まがいのことをされたそうだよ。
録音も録っていたみたいです。
青汁王子が語る脱税事件の「自分の中の真実」とは?
先日、青汁王子はXでこのように言っています。
「自分の中の真実を新聞が取り上げてくれた」とありますよね。
これまでも青汁王子は何度もXで「自分の中の真実」という言葉を使ってポストしているんです。
青汁王子が直近でニュース記事を引用してポストしたのがこちら。
こちらの記事のタイトルにも「自分の中での真実」とあります。
上の記事は4つに分割されて配信されるようですから、今後出てくる記事も全て読めば、青汁王子が言う「自分の中での真実」が理解できそうですね。
また、「自分の中の真実を書いた本を出すことができた」とありますが、これは青汁王子の著書である「過去は変えられる」のことかと思います。
この本、実は私は結構最近、いただいて読んでみました。
この本から青汁王子の「自分の中の真実」を探ってみましたが、青汁王子が言いたかったのは、何度もXでポストしていることだったと思います。
- 国に損害を与える意図はなかった。(加藤豪氏に騙されていた。)
- 納税していた14億4000万円からすると、脱税したとされる1億8000万円は小さなものである。
- 国税局による非人道的な取り調べが長期間続き、修正申告も受け入れてもらえなかった。
- 脱税をしても逮捕される人とされない人がいる。上級国民の忖度一つで人生が変わってしまう。
- 「この程度の脱税で逮捕されるのは珍しい」と言われているが、青汁王子は当時テレビで派手な生活ぶりを公開したりと目立っており、確定申告前の見せしめにはもってこいだった。森友学園問題や佐川長官についての言及を繰り返した青汁王子への報復だった。
要点としては以上だけど、他にも詳しく色々書いてありました。
例えば、青汁王子は担当の鬼木氏の取り調べを録音しており、それを場合によっては公開すると言ったところ、「すみません、もうしません。」と言ったというエピソードなんかもありました。
ある芸能人も実名やイニシャル等で告発されていました。
結構前に出た本だけど、今読んでもおもしろそうだね。
僕も読んでみよう。
政治家の裏金・脱税を強烈批判!
上で青汁王子の著書である「過去は変えられる」の内容を少しだけ紹介しましたが、この本では「上級国民」が優遇されていることに対して、青汁王子は怒りを感じています。
最近では、政治家が脱税と捉えられかねない裏金を作っても、処罰をされないこと。
上級国民の忖度一つで人生が変わってしまうと、青汁王子は「過去は変えられる」で言っていました。
こういうことばかりだと、税金を納めたくなくなりますね・・・。
日本の国会議員は世界でもかなりの高給みたいです。
給料が民間と変わらないレベルなら、国会議員になりたい人はほぼいなくなるのでは?
政治家になった目的が「金を稼げるから」という人多そう・・・。
まとめ:青汁王子が脱税額1億8千万円を現金配布した理由は?自分の中の真実とは?
いかがでしたか?
青汁王子は波乱万丈な人生を歩んでいますよね。
脱税事件の事があったからこそ、Xで現在の政治を批判しているのでしょう。
「過去は変えられる」には、「しっかりと税金を納めて、周囲を幸せにする経営者になりたい」と言っています。
現在は青汁王子は多数の事業を並行してやっており、最近だとEVバイク事業や、ホリエモンやブレイキングダウンCOOの溝口勇児さんと一緒に「RealValue」という会社を作ったことも報道されています。
脱税事件のことがあったからこそ、YouTubeやSNSを伸ばし、インフルエンサーになりましたが、今後それが今展開しているビジネスや今後に生かされてきそうですね!
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