衆院東京15区補欠選挙で、選挙の自由妨害を禁じた公選法に抵触するとして、根本良輔氏や、根本氏が所属する政治団体「つばさの党」の黒川敦彦代表ら3人が警告を受けたことが話題になっています。(※当然根本氏は最下位で落選しています。)
今回の件で初めて、根本氏と黒川氏を知ったという方が多いかもしれませんが、青汁王子のファンであれば、ほとんどの人が黒川敦彦氏を知っていることでしょう。
また、黒川敦彦氏は立花孝志氏と対立していることもご存じでしょう。
当記事では、「黒川敦彦(つばさの党代表)の青汁王子自宅前街宣がヤバすぎる!」と題して、徹底解説しています。
つばさの党とは?
まず、つばさの党について、簡単に説明します。
党代表 | 黒川敦彦 |
---|---|
党幹事長 | 根本良輔 |
成立年月日 | 2019年5月20日 |
本部所在地 | 〒102-0092 東京都千代田区隼町2-12 藤和半蔵門コープ208号 |
衆議院議席数 | 0 / 465 |
参議院議席数 | 0 / 245 |
都道府県議数 | 0 / 2,609 |
市区町村議数 | 1 / 29,839 |
法人番号 | 3010003031204 |
公式サイト | つばさの党 |
つばさの党の前身の「オリーブの木」は、今の政治を改革したいと思う共通の志のもと、異なる専門をもつ人が集まり、参院選での共通議席獲得を目指した政党」です。
2021年1月1日に、党名を「オリーブの木」→「つばさの党」に変更しました。
政策として、以下の実現を掲げています。
- 中央銀行制度の抜本的改革(日本銀行の通貨発行権独占廃止)
- 消費税ゼロ化
- 金融資産税の導入
- 対米自立・反グローバリズム
- 歴史伝統文化の継承
- ネット投票導入とそれによる直接民主制も目指すデジタルデモクラシー推進
- ベーシックインカム導入
- 官民格差是正
- 再生可能エネルギー推進による脱原発
代表の黒川敦彦氏は、政治家女子48党幹事長でもあり、2022年7月の衆院選で「NHK党」公認で比例区から立候補し、落選しています。
Wikipediaによると、黒川氏は個人借金1億円踏み倒しや裁判所より各地で街宣禁止令を受けています。
つばさの党って色んなところで執拗に街宣しているイメージ・・・。
国会議員につばさの党はいないけど、市議会議員に1人いるみたい。
こんな大騒ぎになったら、次の選挙で落選するんじゃない?
認知は広がっても、悪目立ちしてるんじゃ選挙にはマイナスですよ。
黒川敦彦(つばさの党代表)の青汁王子自宅前街宣がヤバすぎる!
黒川敦彦氏は、2023年6月、青汁王子こと三崎優太さんの自宅前で拡声器を使って街宣活動を行ったことがありました。
青汁王子の自宅は、閑静な住宅街。
青汁王子の住む「青汁ヒルズ」には、青汁王子の会社の関係者も住んでおり、その子供も住んでいます。
そんなところで街宣活動をしては、近隣住民や青汁ヒルズの住民に非常に迷惑が掛かります。
なぜそんな事態になったのか、経緯から説明します。
黒川敦彦率いるつばさの党が青汁王子自宅前に街宣しに押しかけた理由
青汁王子は以前、政治家女子48党(旧NHK党)の大津綾香氏の素行について、ツイートをしたことがありました。
昨年、「船橋駅にサリンまきます」とうその投稿をし、警察の業務を妨害したとして、偽計業務妨害の疑いで逮捕された、自称無職、山本深雪容疑者がいます。
この逮捕された山本氏と大津氏が一緒に仲良さそうにパーティーをしていたときの写真を、大津氏のインスタに投稿したことがありました。(現在は削除済)
青汁王子は、上のようなツイートをして批判したわけですが、至極当然のことを言っていますよね。
国政政党の党首が「サリンまく」と投稿して逮捕された女性と仲良さそうに写真を撮り、それをネットにアップする行為は、まともな人であればしません。
大津綾香氏を批判するこのツイートが発端となり、色んな事が起き始めます。
「つばさの党と政治家女子48党じゃ、政党違うじゃん?」と思う方もいると思いますが、黒川敦彦氏はつばさの党の代表で、このとき政治家女子48党の幹事長でもあります。
まず、大津綾香氏が殺害予告を受けていて、それを指揮しているのが、青汁王子こと三崎優太さんや立花孝志さんだと言うのです。(ガセネタ)
当然そんな事実はなく、青汁王子は反論しました。
こういった陰謀を元に、難癖とも大津綾香氏と黒川敦彦氏の部下の反社に関わるとされる男性が、青汁王子の自宅に街宣活動をしに行くとツイートしました。
青汁王子は、この集団はやばすぎるぞということで、共通の知人に黒川敦彦氏の電話番号を教えてもらい、自宅前街宣をやめるよう、大津氏と黒川氏に話しました。
このとき、青汁王子が言われたこととしては、「立花孝志の肩を持つ発言や、大津綾香氏に関して今後発言するな」でした。
青汁王子としては、自宅前街宣しようとする集団に関わりたくなかったため、承諾をしました。
そして、お互いに批判したりしないということを宣言し、「停戦」という形になりました。
これで終わったかと思われましたが、ある動画を出されました。
以下のような内容です。
- 立花孝志氏が反社からお金を借りていて、その反社から借りたお金を青汁王子と堀江貴文さんが立て替えて返済している。
- 青汁王子と立花孝志氏とZ李がガーシーをハメて、ガーシーが帰国したときに逮捕された。
もちろん全くの事実無根で、青汁王子と堀江貴文さんは否定されています。
ところが、「青汁王子は反社会勢力だ」とし、青汁王子の自宅前で街宣活動をするということになったのです。
青汁王子の上記ツイートに対し、黒川敦彦氏は「じゃあ、全面戦争かなーーー」と停戦を撤回したのです。
これに対し、青汁王子は大津綾香氏にDMをし、黒川敦彦氏に自宅前街宣をやめさせるように交渉するという回答をもらいましたが、大津氏のDMには「は?」と思うような内容が含まれていました。
「盛り上がると思う方を選ぶ可能性はあると思います。」
これだと盛り上がるため、注目されるためにやっているという感じに受け取られてもおかしくないですよね。
補欠選挙活動中に、つばさの党が迷惑行為と自分たちで理解しておきながら、妨害活動をしているのも、同じような理由でしょう。
政治家女子48党の党首である大津綾香氏は、自分を支持しているつばさの党関係者らが、私人である青汁王子の自宅に押し掛け街宣活動をすることを止めることはしませんでした。
大津氏としては、影響力のある青汁王子に批判されているのは知っていたため、野放しにして街宣しに行かせた方がいいと考えていたんでしょうか?
大津氏は、黒川氏らが立花孝志氏の自宅に街宣に押し掛けた際もこんなことを発言していました。
- 個人で活動することを制限するつもりはない。
- 大津氏も黒川氏も立花氏と戦っているが、大津氏は街宣には参加しない。
- 大津氏は街宣には参加しないが、黒川氏が立花氏の自宅に街宣氏に行くことに対して、立花氏が困るなら、見てみたい。
Twitterのスペースでは、青汁王子の自宅に街宣氏に行く理由は「大津さんが攻撃されたから」と明言しています。
そういえば、補欠選挙で妨害したニュースでも、つばさの党は選挙のエンタメ化、収益が目的なんてやってたっけ。
大津綾香と立花孝志の対立理由
NHK党は立花孝志氏らが設立した政治団体であり、第20回統一地方選挙に向けて候補者を募集した際に、YouTubeを見て応募してきたのが大津綾香氏でした。
NHK党は後に「政治家女子48党」に党名を変更し、ガーシー除名の件で責任を取る形で立花氏が辞任し、後任の党首に大津氏を充てると発表されていました。
旧NHK党には借金がありました。
大津氏は自分が背負わされそうになった11億円という莫大な党の借金やお金の使い道について、疑問を持ち始め、立花氏に対して不信感が膨らんでいったのでしょう。
第三者委員会を立ち上げ、党のお金の流れを徹底的に調査すると言い出しました。
立花氏からしてみれば、それまで政治に関わったことのないド素人の女性に余計なことをされたという感覚なのかもしれませんね。
党首としては大津綾香氏を置くも、裏では立花氏が実権を握りたかったなんて報道もあるようです。
こういったことから大津氏と立花氏の対立がありました。
黒川敦彦と立花孝志の対立理由
黒川敦彦氏はつばさの党の代表であり、政治家女子48党の幹事長でもありました。
黒川氏と大津氏は政治資金パーティーを計画していました。
しかし、旧NHK党では「無駄なお金をかけない選挙活動や政治活動」を掲げており、政治資金パーティーを批判していたのです。
このことから立花氏は黒川氏を追及し、2人の関係に溝が生じました。
立花氏はこの騒動について、「黒川君が大津党首を懐に入れて国政政党の乗っ取りを仕掛けてきたから、それを潰しに行った」と主張しています。
一方で、黒川氏はというと、「立花氏はイエスマン以外使いたくない、大津氏と黒川氏は立花氏に対して意見するので、切りたかったのだ」と主張しています。
政治資金パーティーの件が原因で、対立が始まったと言われていますが、こじつけで大津氏と黒川氏が気に入らなかったというのが本当のようです。
大津氏と黒川氏にとって、立花孝志氏は共通の敵といった感じだったんですね。
なるほど、立花孝志氏は大津氏と黒川氏の共通の敵!
立花孝志氏と仲が良い青汁王子も敵!
青汁王子は大津氏を批判している!
街宣じゃーーー!
こんなところだったんだね。
青汁王子自宅前街宣の様子
青汁王子は自宅前街宣の様子を撮影し、それをYouTube上に公開しています。
どれぐらいヤバい街宣だったのかは、映像を観れば明らかです。
ちょうど街宣の部分に時間を合わせてありますので、こちらの動画ご覧ください。
最後に立花氏が登場します。
本当に迷惑ですよ!
青汁ヒルズに関する記事はこちら。
黒川敦彦(つばさの党代表)の青汁王子を反社とする根拠資料の入手元がヤバイ!
黒川敦彦氏らが、青汁王子の自宅前で街宣した際に、青汁王子を叩くために視聴者に配った資料がありました。
この資料の入手元は既に発覚しているのですが、越山晃次氏と峯島忠昭氏です。
越山晃次氏は、青汁王子の会社を乗っ取ろうとして失敗し、裁判で敗訴し、10億円の支払いが命じられている人物です。
勝手に役員報酬を増額したとして、2023年に逮捕され、そろそろ初公判です。
越山晃次氏については、こちらの記事を読んでください。
峯島忠昭氏は、青汁王子が自殺未遂した原因となったYouTuberのみねしましゃちょーのことです。
2人は青汁王子に対して恨みを持っており、黒川氏にこういった資料をリークすることで、裏で青汁王子を叩こうとしたのでしょう。
まさか自分らの音声が流出するとも知らず・・・。
なぜ音声が流出?
黒川氏と青汁王子の間では和解して、音声を黒川氏側から青汁王子がもらったのかな?
ちなみにだけど、青汁王子が反社だとする根拠の新潮とゲンダイの記事だけど、それぞれ青汁王子は裁判していて、新潮には勝訴、ゲンダイとは二審で和解という形で決着しています。
詳しくはこちら。
まとめ:黒川敦彦(つばさの党代表)の青汁王子自宅前街宣がヤバすぎる!
いかがでしたか?
青汁王子のYouTubeの動画では、「青汁王子はトラブルが多いね。」と言われる原因の大半が越山晃次氏だと語っていました。
今回の件も、実際には黒川氏らと戦っているつもりが、黒川氏の裏には青汁王子に恨みを持つ、越山晃次氏やみねしましゃちょーが関わっていたことが明らかになっています。
誕生日の動画では、みねしましゃちょーの件で誕生日なのに警察を訪れるシーンもありました。
最近、青汁王子はバイク事故で大怪我もしており、災難が続いていますが、早く事業に集中できる環境になってほしいですね。
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