5月17日、先日の衆院東京15区補選を巡り、他の陣営の街頭演説を妨害したとして、公選法違反(自由妨害)の疑いで、つばさの党の3人が逮捕されました。
逮捕されたのは、つばさの党の党首である黒川敦彦氏、幹事長の根本良輔氏、運動員の杉田勇人氏。
今回のつばさの党関係者の逮捕を受けて、みんつく党(旧政治家女子48党)の大津綾香党首は、みんつく党の公式サイトで声明文を出しました。
その内容がとにかく嘘だらけだと話題です。
当記事では、「大津綾香が黒川敦彦(つばさの党代表)逮捕を受けての声明文は嘘だらけ?」と題して、徹底解説していきます。
大津綾香と黒川敦彦の関係は?
現在、大津綾香氏はみんなでつくる党の党首であり、黒川敦彦氏はつばさの党の党首です。
みんつく党の党首である大津綾香氏が、黒川敦彦氏らつばさの党関係者の逮捕を受けて、なぜ声明文を出すのか?政党が違うではないか?と疑問に思った方もいると思います。
これについては、以前から情報を追いかけていた方であればご存じかとは思いますが、黒川敦彦氏は、つばさの党の党首でありながら、2023年8月までは政治家女子48党の幹事長も務めていました。
そういった関係性があったことで、今回みんつく党党首として、声明文を出したようです。
大津綾香が黒川敦彦(つばさの党代表)逮捕を受けての声明文の内容は?
では、今回の黒川敦彦氏らつばさの党関係者3人の逮捕を受けて、みんつく党の党首大津綾香氏が出した声明文の内容を見ていきましょう。
こちらです。
(党首声明)
黒川敦彦氏らの逮捕報道を受けて黒川敦彦代表をはじめとする、つばさの党関係者3名が選挙の自由を妨害したとして公
https://www.mintsuku.org/news/1772/
職選挙法違反の容疑で逮捕されたとの報道を受け、本声明を発します。
私はまず一人の人間として、自身の権利を声高に主張する一方で他人の権利を侵害した
り、人の生活の安心・安全を脅かすような行為は到底受け入れ難いものだと考えていま
す。
そのような意味で、今回の黒川氏らの行動は選挙や言論の自由として許される範囲を逸
脱していた可能性が高いものであったと認識しています。
黒川氏は旧NHK党の幹事長(当時)で、同党が政治家女子48党に名称変更し、私が党
首に就任した後も継続して同職にあり、政治家女子たちの選挙活動を親身に支援するなど
党務を支えていました。
私はそのような黒川氏を昨年8月に解任しましたが、解任を決断した直接の理由は、当
時彼らが行っていた街宣活動に因ることでした。
政治家女子48党とは無関係な活動であるとはいえ、受け入れ難い活動を行う黒川氏が政
治家女子48党の幹事長を名乗ることを許すことはできず、活動を止めることが出来ないの
であれば、党から離れて頂くしかないと処断しました。
立花孝志氏が率いていた時代の旧NHK党では、ネットを使った組織的な誹謗中傷をはじ
め、党をあげて様々な嫌がらせや選挙妨害などを行っていました。
立花氏らは今もなお、NHK受信料の不払いをはじめ、東京都知事選のポスター掲示板を
ジャックするなど、自分勝手な理屈で自己の主張を声高に掲げ、他人の迷惑を顧みること
なく権利を侵害したり、生活の安心・安全を踏み躙る行為を繰り返しています。
このような黒川氏や立花氏らの行動が糾されるには、選挙や表現の自由を踏まえた丁寧
な判断が為される必要があります。今後とも事件の推移を注視して参りたいと考えており
ます。
以上
この声明文を要約し、箇条書きにすると以下のようになります。
- 黒川敦彦氏らつばさの党の行為は、言論の自由として許される範囲を逸脱していた可能性が高い。
- 2023年8月に黒川敦彦氏を解任したが、その理由は街宣活動によるものである。
- 黒川敦彦氏や立花孝志氏らの行動は、表現の自由の範囲を超えており、糾されるべきである。
なぜか最後の方は立花孝志氏の話になっている・・・。
大津綾香が黒川敦彦をクビにした理由
今回、黒川敦彦氏をはじめとする、つばさの党の関係者が逮捕されたことを受けて大津綾香氏が出した声明文には、黒川敦彦氏を解任した理由が記載されていますが、これは嘘だと言われています。
大津綾香氏が黒川敦彦氏を解任した理由は、黒川敦彦氏率いるつばさの党の街宣活動が受け入れ難かったと言っています。
つばさの党の街宣は、「政治家女子48党とは無関係の活動」と、関係ないことをアピールしていましたが、実はそうではなかったようです。
今回逮捕されたつばさの党の幹事長である根本良輔氏は、自身のYouTubeでこのように語っています。
黒川氏が政治家女子48党の幹事長から解任されたことについての動画ですが、サムネにもある通り、大津綾香氏を心の底から軽蔑しているという内容です。
この中で注目すべき発言があります。
「つばさの党の街宣は大津綾香氏の許可を取っており、GOサインが出ているから街宣している。」
このように根本氏は発言しているわけですね。
これが本当であれば、全く無関係というどころか、ガッツリ関係しているではありませんか。
黒川氏を解任した理由は、「シンプルにメンタルが弱い。つばさの党が街宣をすると大津氏のところに文句がくる、誹謗中傷されたくないから。」、このように根本氏は言っているわけです。
一方で、大津綾香氏の元秘書である宏洋氏は、自身のYouTubeチャンネルで、別の理由があるのではないか?と推測しております。
大津氏は黒川氏を以前から切りたかったようですが、切るに切れなかったそうです。
新しく幹事になった、あけど亮太氏が入ったことで、黒川氏が用済みになったいうことです。
大津綾香氏は政治家女子48党の党首ではありましたが、選挙経験がありませんでした。
2023年の東京都目黒区議選では、黒川氏陣営のバックアップをガッツリ受けておりました。
そのため、黒川氏を切ってしまうと、選挙等の運営ができなくなってしまうというわけです。
しかし、あけど亮太氏は、埼玉県川越市の市議会議員を、1期目みんなの党、2期目、3期目は無所属から当選し、2023年は維新から立候補するも落選し、政治家女子48党に来ることとなりました。
あけど亮太氏には市議会議員を3期務めた経験がありますし、選挙のノウハウも持っているため、黒川氏は不要となったということですね。
個人的には、宏洋氏の推察の方が正しそうだなと思いました。
大津綾香はつばさの党による青汁王子自宅への抗議街宣を止めていなかった!
先程の根本氏の黒川敦彦氏解任についての動画では、青汁王子の自宅への街宣についても言及しておりました。
「青汁の自宅前の時も立花の自宅前の時もですが、街宣することについては大津はノリノリだったんですよね。」
こう発言しています。
青汁王子は、自宅への街宣予告を知り、大津綾香氏に街宣を辞めさせるように連絡したところ、このような返信がありました。
「私はつばさの党に対して強制力もありません。」
大津氏は、青汁王子とのX上でDMをスクショし、LINEで「制御不能と言っておきましたw」と言っているんですよね。
国政政党の党首の発言とは思えませんね・・・。
青汁王子や立花孝志氏の自宅街宣だけではなく、大津綾香氏は、「あいはらみかと松浦華子に街宣してほしいな」と今回逮捕された運動員の杉田勇人氏に頼んでいたそうです。
大津さん、自分を批判したり、敵と判断したら、杉田に街宣依頼してたってことなのかな?
大津さん、裏の顔がヤバいな・・・。
まとめ:大津綾香が黒川敦彦(つばさの党代表)逮捕を受けての声明文は嘘だらけ?
いかがでしたか?
つばさの党関係者3人が逮捕されたことで、大津氏は声明文を出しましたが、黒川氏の街宣活動が受け入れ難かったなんて言っていますが、実際には、立花氏や青汁王子への自宅街宣はノリノリだったという根本氏の発言もありますし、食い違っています。
正直、これまでの言動・行動を見ていると、大津氏が発信する内容は信ぴょう性がないと感じます。
今回逮捕されたつばさの党関係者は、「立花は逮捕される。」というような発言を何度もしていましたが、逆に自分たちが逮捕されてしまう事態となってしまいました。
今後の動向を見守りましょう。
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