青汁王子が反社認定されたって本当ですか?
そんなことを書いているnoteやTwitterを見たんだけど。
こういった疑問に答えます。
1年ぐらい前ですと、「青汁王子 反社」で検索すると、DJ AsadaAkiraの「青汁王子が反社認定された」というnoteの記事が一番上に表示されていたので、その記事を見て信じてしまっている方もいるかもしれません。
現在は真実を発信している方も増えてきており、DJ AsadaAkiraの記事は圏外に飛んでいますが、実際のところ、どうなのか調査したところ、どうやら違う(反社ではない)ようです。
当記事では、「青汁王子の反社認定はガセ!越山晃次・新潮社・ゲンダイとの裁判まとめ!」と題して、徹底解説しています。
反社(反社会的勢力)の定義は?
まず、「反社(反社会的勢力)」の定義について、調べてみました。
反社の定義なんて分かっとるわい!という方は、この章は飛ばしてください。
反社会的勢力とは、暴力や威力、または詐欺的手法を駆使した不当な要求行為により経済的利益を追求する集団または個人の総称です。
暴力団、暴力団関係企業、総会屋、社会運動標榜ゴロ、特殊知能暴力団、反グレ集団等の犯罪組織を広く呼び、「反社」と略称されます。
上記はWikipediaによる説明ですが、反社会的勢力の定義については、政府・警視庁・地方自治体等のサイトでも公開していますので、気になる方はチェックしてみてください。
昔は暴力団に所属している等でしたが、最近は暴力団に所属していなくても「反グレ」と呼ばれる集団等、反社会的勢力が潜在化しており、見極めが難しくなっています。
青汁王子の反社絡みの裁判は?
さて、青汁王子はこれまで反社絡みの裁判を3件やっています。
以下の3件です。
判決日 | 相手 | 裁判内容 |
---|---|---|
2020年4月 | 越山晃次 | 議決権行使禁止 仮処分申し立て事件 |
2022年3月 | 新潮社 | 損害賠償請求事件 |
2022年7月 | 日刊ゲンダイ | 損害賠償請求事件 |
青汁王子は自身のYouTubeで越山晃次氏に関する告発動画を出したことがあります。
こちらです。
この動画では、青汁王子はトラブルが多いと言われていることについて、ほとんどが越山晃次氏が原因だと言っています。
反社絡みの裁判の発端も越山晃次氏だったようです。
越山晃次とは誰?青汁王子との関係は?
当記事を訪れた方の中には、「青汁王子は知ってるけど、越山晃次って誰?」という方もいらっしゃると思います。
越山晃次氏と青汁王子の関係について、軽くまとめると以下のようになります。
青汁王子のYouTubeチャンネルで詳しく言及しておりました。
- 2人は経営者の塾で出会った。
- 青汁王子は越山晃次氏(アスクレピオス製薬元代表)に借金のお願いをされ、3,000万円貸した。
- 越山晃次氏の会社(アスクレピオス製薬)を青汁王子の会社の傘下に入れ、売上を1億→70億に伸ばした。(青汁王子の持ち株は60%)
- 青汁王子が逮捕された後、越山晃次氏が横領をし、会社破壊を計画的に行った。
さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事で超詳しくまとめているので、ご覧ください。
全部分かります。
それでは、3件の裁判について、裁判内容と判決内容について説明していきます。
青汁王子と越山晃次の裁判まとめ!裁判内容と判決内容は?
青汁王子こと三崎優太氏は2019年2月、約1億8千万円を脱税したとして逮捕されました。
越山晃次氏は、恩人である青汁王子について、「三崎が転落している。今が大チャンスだ!」とし、株を取り戻せば70億まで売上を伸ばしたアスクレピオス製薬が全て自分のものになると考えました。
そこで起こした裁判が、この件です。
越山晃次氏はアスクレピオス製薬の代表、青汁王子は株式60%を保有する支配株主で、青汁王子には議決権があります。
越山晃次氏は、青汁王子の議決権行使を停止する仮処分を申し立てました。
越山晃次氏は、「青汁王子は反社会的勢力で、街宣車をライバル企業に送り付けた」と主張。
越山晃次氏は、青汁王子を反社認定させることで、株式譲渡が無効だったことにし、アスクレピオス製薬を100%自分のものにしたかったわけです。
しかし、2020年4月、青汁王子は街宣車と反社認定はされず、「債務者(三崎優太氏)が反社会的行為を行ったという事実を認めるには足りないと言わざるを得ない」として、越山晃次氏の申し立ては却下されています。
ちなみに、越山晃次氏は、正式な手続きを経ずに自身の役員報酬を月額400万円上乗せしたとして、2023年逮捕されています。。。
青汁王子と新潮社の裁判まとめ!裁判内容と判決内容は?
続いて、青汁王子と新潮社の裁判です。
2020年8月、雑誌「週刊新潮」に「青汁王子が反社と関与している」、「ライバル企業に街宣車を送った」という記事が掲載されました。
2020年9月にも、上記とほぼ同じ内容のネット記事が掲載されました。
内容的には、越山晃次氏のときと同じですね。
2022年3月、新潮社との裁判も、青汁王子が「街宣行為を行ったとの事実が真実であると認めることはできない」とし、220万円の損害賠償が認められました。
新潮社は控訴せず、確定です。
青汁王子は新潮社との裁判の判決前にこのようにツイートしておりました。
新潮社が掲載した青汁王子が反社だとする記事は、越山晃次氏と芸能事務所の株式会社ワイエムエヌの代表である前田氏が書かせた記事だと主張していますね。
今も普通に芸能事務所は続いているようですが、全てが明らかになったとき、存続の危機になるようなこともあるかもしれません。
あ!もしかして青汁王子が度々新潮社を批判してるのってそういうこと?
正解!
詳しくはこちらの記事を読んでみてくれ。
青汁王子と日刊ゲンダイの裁判まとめ!裁判内容と判決内容は?
続いて、青汁王子と日刊ゲンダイの裁判です。
新潮社は青汁王子が反社であるとする記事を2020年8月に掲載しましたが、その翌月には日刊ゲンダイからこれまた同じような記事が掲載されました。
以下の青汁王子のYouTubeの切り抜きチャンネルの動画で言及していますが、日刊ゲンダイの記事についても、芸能事務所ワイエムエヌの前田氏と越山晃次氏が書かせた記事だとしています。
越山晃次氏、新潮社の裁判に勝訴した青汁王子でしたが、日刊ゲンダイとの裁判では敗訴しております。
日刊ゲンダイは、サイト上にこの裁判の判決について、以下が認められたと記載し、勝利宣言。
- 原告は、特定の相手方に対し、本件団体による街宣活動を実現するよう求めることが可能な人脈を有しており、原告が依頼した結果、本件街宣車事案1及び本件街宣車事案2が行われるに至ったということができる。
- 原告の依頼内容は不正不当なものであり、威力業務妨害罪等に該当する可能性もあるところ、こうした依頼を受け、これを実現させるものは、反社会的集団の関係者であるなど、反社会的な存在であるということができる。
- 本件記事の内容は、その重要な部分において真実であると認められる。
当然ながら、青汁王子は控訴。
控訴審では、越山晃次氏の刑事事件の調書や有力な証拠を提示した結果、日刊ゲンダイ側が折れて、青汁王子が反社だとする記事を削除するという形で決着し、和解となりました。
実際、日刊ゲンダイのサイトで「三崎優太」と検索しても全くヒットしなくなっているので、実際、削除されたのだと思います。
和解という形で決着していますが、実質青汁王子の勝利と言える内容ではないでしょうか。
でもさ、控訴審について書かれていない記事が多いのはなぁぜなぁぜ?
青汁王子の反社認定記事は悪意を持った対立する人たちの記事だった!
「青汁王子 反社」で検索すると、青汁王子が日刊ゲンダイとの裁判で敗訴し、その判決が青汁王子の完全敗北だったとする記事が複数出てきます。
しかし、実際は違います。
確かに、日刊ゲンダイとの裁判は、第一審で敗訴しましたが、控訴した後、和解という形となり、日刊ゲンダイ側は青汁王子の記事を削除するということで決着しています。
第一審の話で終わった記事が多く、控訴審については全く記載されておりません。
調査したところ、どうやら青汁王子と対立していた人物が書いた記事でした。
DJ AsadaAkiraという人は、2022年には青汁王子にかなり粘着していた人物のようです。
最近、青汁王子とDJ AsadaAkiraは裁判中で、青汁王子は本人を特定し、X上でも告発をしています。
集めた情報をnoteにまとめて公開したようです。
正直青汁王子が自分でnoteにまとめて、告発記事をアップしたのはびっくりしました!
そうですね。
元アフィリエイターというだけあって、文章の書き方上手です。
また、今回色々調べて分かったのですが、お金を払って相手の評判を落とすようなネガティブ記事を書いてもらうというのは結構あるようですね。
青汁王子はその被害に遭っているわけですが、もしかしたらそういった記事のバックには、またアイツがいるのかもしれませんねw
誰かは言わないけど、アイツだよ、アイツw
まとめ:青汁王子の反社認定はガセ!越山晃次・新潮社・ゲンダイとの裁判まとめ!
当記事では、青汁王子の反社絡みの裁判の内容と判決について、解説してきました。
青汁王子は裁判が多いですね。。。
動画では、青汁王子がトラブルが多い原因は、大半が越山晃次氏だと言ってましたね。
最近では青汁王子は、大学で講義したり、企業で講演等もしていますから、反社認定されてしまえば、活動も制限されてしまうでしょうし、何としてもそこは阻止しなければいけませんね。
青汁王子は執行猶予も明けたし、今後トラブルなく活動できるといいですね!
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